FB寄稿記事~訪問リハビリテーション推進会~
おはようございます、代表の金児です。
先日訪問リハビリテーション推進会様に寄稿した記事ですが、大変大きな反響をいただきましたので、こちらでもリライトさせていただきます。
デイサービスとデイケアの役割の違いを意識しよう!
そだねー
こんにちは、大阪市鶴見区リハビリンクデイサービスの金児です。https://rehabilink.amebaownd.com/
今回は昨年の流行語にのせて始めてみました笑。よろしくお願い致します。
気づけば二カ月が経ち、年が明け、この記事を書いております。
前回は高齢者のみなさんの運動する力、運動に対する期待について書かせていただきました。
みなさん本当に元気で積極的で、こちらが驚かされる事ばかりです。
今回はリハ特化の通所介護(リハデイ)と通所リハの(デイケア)違いと棲み分けについてデイサービスの目線で書かせていただこうかと思います。
昨今では、デイサービスにもリハ職種が配置されることが多くなってきました。
弊社では常時理学療法士を2名以上配置しております。
デイサービスにおけるリハビリ職の役割は、“予防”という名目になっております。
基本的に理学療法・作業療法の実施は医師の指示の元行うことが大原則になります。
通所介護等の介護予防事業に関しては医師の指示を受けずとも理学療法士という言葉を提示し、理学療法を提供することが認められています。(平成 25 年 11 月 27 日、厚生労働省医政局より介護予防事業等において、診療の補助に該当しない範囲の業務を行う ときは、「理学療法士」の名称を用いることや医師の指示を不要とする通知が出されました。)
そのため、通所介護で理学療法を提供するという事が可能になったのです。
デイケアでは医師・看護師の配置が必須になっています。その分、医師の指示を受けながら、リスクの高い利用者様も安心してリハビリテーションを受けることが可能です。
この違いが単位数の違いにも表れているわけですね。
デイサービスはデイケアと比較すると、医療的な目・ケアが不足していることは明らかです。当デイサービスは地域密着デイサービスであり、看護師、医師はいません。
そのため、救急対応やリスク管理はデイケアと比較すると不十分であり、医療的な情報も不十分なことが多いです。循環器系の疾患をお持ちの方や、呼吸器系の疾患をお持ちの方に、完璧なリスク管理をした上で理学療法を提供できるかというと難しいケースもあると言えます。
最近ではありがたいことに、そのような難しい疾患をお持ちの方の担当ケアマネージャーからお問い合わせをいただくことも少なくありません。
そんな時、リハビリンクデイサービスはどうしているか。
私は自信をもって日ごろから連携をとっていて、信用しているデイケアをお勧めしています。^^
そのデイケアはもちろん法人も違いますし、母体はとても大きな病院ですが、セラピストの先生は細かく電話やLINEでやり取りをしてくださいますし、定例の勉強会にもいつも参加して下さり、日々情報交換をしています。
なので、心配なく安心して任すことが出来ます。
「状態がよくなったら卒業してうちのデイサービスを利用して運動してね!」
なんて伝えています。
こうやって互いの役割を理解した上で、サービスを選択するお手伝いをすることが非常に大切なことではないかと思います。
そのためには、日ごろから極力顔をみて、情報交換ができる関係性を築くことが重要ですね。
今回はデイケアとのお付き合いについて書かせていただきました。
「運動で大阪市鶴見区を元気に!!」
お読みいただきありがとうございました。
リハビリンクデイサービス 金児
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